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今年に入って、2回購入した本。
一度目は自分用、二度目はこのあいだの「book-shuffle」の出品用でした。
book-shuffleでは中古でも新品でも、おすすめしたい本であれば(公序良俗に反しない程度に←個人の判断に委ねますが)、
出品OKなのだけど、ケチな私はオススメ本が手元にないとイヤなのです。
ちなみに初めて買ったのは、発売のすぐ後くらい(2004年かな)だったけど、当時のハケン仲間のナナちゃんに貸して
それきりであった。
当日になって本を調達しようという魂胆が裏目に出て、結局「オススメ本」というより「好きな本」「強烈に印象に残った本」を
セレクトしてしまった。しかも受取人は男性!!
というのもね、この小説は、40歳を目前に控えたゲイのライターと、70代のお母さんそれぞれの恋愛を軸に、
二人それぞれの人間関係(みんな強烈なキャラ)、しがらみ、過去に死んでしまった主人公のお父さんのこと、エイズ、
セックス…とまあ、濃いネタ満載でして…
tksさん(受取人)にザッと説明したら「あーはい、そーですかぁー」と応えておられました。
抑揚があまりないのは彼の特徴なのかどうなのか。
tksさん、確かに好きかつオススメの本ではあるけれど無理しなくていいからね。
もともと、私は、この本の作者の著作や記事は学生時代にいくつか読んでいて、伏見さんの文章が好きだったのね。
伏見さんのおかげでゲイとオカマの違いとか、ヘテロセクシャルでも性役割は生物学的な性別と違うケースもある、
ということをわかりやすく理解できたのであった(好奇心旺盛なんだから☆)。
フィールドワーク(たんに新宿2丁目で飲み歩いただけだけど)にも大いに役立った。
会ったことのない恩人・伏見さんが小説書いたというので手に取ったのだった。
私は、この本の「あんたのそれ、取り逃さないわよっ!」的な描写が好きで。
主人公と作者がかなり被ってるんかな(たしか新聞記事の作者インタビューでも「いちばん自分に近い作品」と言っていた)。
主人公の唯一の取引先である、女性編集者のカオリの美しさそして老い、ずるさを服装やメイクの描写にからめて
表現したり、カオリが追い出した後輩の編集者の女の子の野暮ったさにカオリと後輩ちゃんの関係を推測したり。
元ソープ嬢で実業家・社会運動家の瀧ノ川銀子がカオリのインタビューに応えながら、チーズケーキをフォークでねぶって、
結局一口も食べないで帰っちゃうくだりとかね…
エッチシーンもしっかり描かれてるけどそこについては割愛(苦笑)
描写に加え、人の弱さ、脆さ、それを表現する主人公(≒作者)の弱さが伝わってくるのだけど、だからといって責め立てたり、
糾弾したり、何かを訴えかけようとしない淡々としたところが好きなのかな。
これは相性の問題もあるのかもしれないけど、人と話をしたり、文章読んでいて、受け手がエネルギーの消費とか
カロリー燃やすとかでなく、消耗とか浪費とかヘトヘト、凹んじゃうという言葉に出遭うこともあるけど、
そういうのは感じなかったの。
あとは学生の頃、連れられていった2丁目の雰囲気とか、マスコミへの憧れ(マスコミが何なのかを理解もしないで就職
したかった自分の愚かさも含めた)とかといったものもフツフツ思い出した。
なんか、この本を読んでいると、透明のペットボトルに入ったタイムカプセルを手に抱えてる気がするの。
封あけてないけど、土にも埋めていないような…まあ手元になかった約4年は何だったんだって感じだけど。
初めて手に取った時と今とで、読んでいて反応や感じる事があまり変わらないのも不思議。
オチとか、これだー!というキメを期待する人にはイマイチかもしれないけど、
いろいろと濃ゆくて過激かもしれないけど、人が何かを受け入れたり、拒否したり、妥協するってこういうことなのかな?というのをなんとなーく感じる一冊です。
というわけで「book-shuffle」(本を交換するオフ会)、無事に終えました。
今回はアメリカはカンザスから郵送参加のNanaさん、当日欠席のyasuyuki、初参加の「ちま」さん、tksさん、
そして私の計5名でお送りしました(うちVoxerはNanaさんとyasuyukiと私ね)。
ちまさんからの大きい本は、Nanaさんに当選でーす!
約束通り10月の帰国の際に贈呈式をしませう!>Nanaさん
ちなみにtksさんから3冊本をいただきましたが、どうする?>yasuyuki
ちまさんには、こないだのタイまつりにも来てもらって、2株に増えたバジルちゃんを嫁がせてくれる約束をしてたのでした。
受け取った瞬間から、ふわ〜んとイイ香りが!
ありがたくいただきます!明日からイタリアンな日常になるのかしら??
フォロー記事は、ぼちぼち書くね(・ω・)
出直してこようとも、目やにのついたまま引きこもっても。
「ほぼ日」こと「ほぼ日刊イトイ新聞」さんとこでやってた期間限定コンテンツをもとに、
マッシュアップだのブラッシュアップだのして出来た一冊、のようです。
これから就職活動をする人も、転職希望の人も、その気がない人も、勤めてない人も、
働くこととか何を大切に生きていくべ?ということに興味がおありでしたら、どうぞ。
さっき、《第3章 THE GREAT FREE》だけ読んだ。
タイトルからお察しできると思いますが、芸能関係のフリーランサー4名(ピエール瀧さんとか芸人の板尾さんとか)が読者の質問に答える、という章です。
めっさ楽しかった〜(・ω・)
というか、ここを先に読んでおいて正解な予感すらした。
フリーランスというでかい括りとして、超先輩・大先輩のお話。淡々とそして爆笑を交えて仕事を語られていた。
あたしはムダに頑張りすぎだな、とか、実は力みすぎて血管切れそうなんじゃないの?と思った。
これまで仕事術とか、自分のいる業界関連の本を読む度に、「顔を洗って出直してこい!>俺」と自分にムチ打つことばっかりだったんだけど、あー、目やにくっつけたまま夕方まで引き込こもることもあったし、それでも最後はお尻に火を付けてやってきたこともあったし、両方あったべなー。と、ちょっといい感じに脱力することができた。
ありがとう、グレートフリーのみなさん。
本書は「永ちゃん」のインタビューもあるから、後で続きを読むぞ!
あの『夢をかなえるゾウ』の著者・水野敬也氏のもう一つの顔、水野愛也(恋愛体育教師)。
彼の持てる知識と経験、そして才能を紙に落とし込んだのがこの『LOVE』理論。
愛也先生が(主に)モテない男子を対象に、恋愛における通説のウソ・おおげさ・紛らわしいを切り捨て、独自の理論をたたき込む!
本書がテーマとしているのは男女の駆け引きにおけるルール、良好なお付き合いを続けるコツ、といったものではなく、生物の進化でいうところの「水→陸へあがる段階」、「けんもほろろ」とか「お話にならない」といったレベルを脱出する一大ステップに焦点をあてております。
できていないせいで失敗する、知っておかないと笑われることを勉強するもの、つまりはマナー本であり、本書にあるテクニックらしきものや駆け引きの描写はあくまでマナーを取り巻く説明なのです。
どんだけ理論だらけなの?と言うほど理論理論理論天国。
全てが笑える。ネーミングも笑える。
けども我々が笑えるのは、これらの理論を知らずにor守れずに非モテpeopleが玉砕してきたという笑えないエピソードを経験or想像できるからなのですね。合掌。
女子的に眉間にシワを寄せたくなる「女子の習性」に関する記述(主にシモネタがらみ)もところどころあるが、人の本能に関することをズバッと言い当ててるんで、あ、はい、そうですねそうとも言えますねと頷いてしまう。おそるべし。
たとえばこれはシモ系ではないのだけど、《うわっつらKINDNESS理論》の行動55項目。
女の言う「男の優しさ」とは表面的なそれであるという理論であるが、この私ですら、本書の22ページから25ページにあるのKINDな行動をしてもらえたらと想像しただけでメロメロでしたもん。
間に合っている男子も枯れている男子も読んで損はないでごわす。
や、私のことはさておき、貴男の大事な女性や気になる女性のために実行してくださいお願いします。
少年よ大志を抱け。男子よ明日本屋が開店したら、駆け込むのだ!
amazonでポチしてのんべんだらりと配達を待つようなやる気の無さはいただけない。
ただし本書はカバーをして持ち歩き、移動中は爆笑に気をつけ、自宅での保管場所にも気をつけましょうね。
※女性の方は、もし気のない男子にコクられた際には、菩薩さまのような慈悲深い微笑みを浮かべつつ、本書を薦めてみてはいかがでしょうか。つれない顔で薦めると相手のプライドを潰すだけになるでしょうから、菩薩度に自信があればの話ですが…。
私はこれまで自分を死なせてしまいたいと思ったことは数多く、
(そんな記述も、このブログを前から読んでくださってる人には、さして驚かないことだと思う…)
まあ正直ベッドから身体を起こしてリビングを見渡し「なんでこんな広い部屋に越してしまったんだろ…」と呆然とする朝も多々ありましたよ。
また、そんな絶望感と苦労は本来別個のものなのですが、リンクするときは絶妙なハーモニーを醸し出すもので、
苦労したり、その苦労への対処方法がわからない…わからない振りをしてしのぐ、
苦労そのものを否定する、誇示したり、言い訳にしてました。
(人に言わないにしても、いや口にしちゃいけないと思ったからこそ、脳内で会話をしては自分に打ちのめされたりね)
そして、強化した方がいいはずの要素を恥じてしまい、「どうしようこれ」って自分をモノ扱いして
持てあましとりました。
まあ仕事が忙しかったり、何かアイデアを出して動くときはそう思うこともないんだけどね。
そうじゃなくなったときはポキッと折れるんだわ。乾麺みたいに。
身の上話な前置きが長くなりましたが、
「いままでつらかったっぽいね。けど、それ、否定しなくていいっすー」
と本書が語りかけてくれたというより、本書を通じて身につけたいマインドがそういうことで、そういうふうに自分に語りかけられたのが収穫です。
自己啓発モノは納得感とか自分へのフィット感が重要だし、本と自分の距離感もつかず離れずであるべきだと
思うのね(これは後で述べます)。
別に運命論とかシンクロニシティを持ち上げるつもりはないけど、いいタイミングでこの本に出会えたかな。
本書の内容は、何か物事が起きても凹まないで対処できる人がサヴァイブできますよ、という話と、
あなたもそういう人になることができ、その心構えと基本的なメソッドを紹介しまっせ、というもの。
その中で私がいま特に印象に残っていることは、
「その人の内面に複雑さ・相反する要素が増すほど安定感が生まれる」といった主旨の記述です(106ページ)。
有名人のインタビュー記事に限らず、ふだん身の回りでも「私ってこうだから」の「こう」に
「両極端」「単純」「血液型が…」などを代入して語られることが多いですよね。
もしくは「なんかいろんな要素がありすぎて本当の私ってわかんな〜い」みたいな話とか。
有名人はキャラも売り物だし、媒体のお約束もあるでしょうから、そういうアホっぽい自己規定もしとかないといけないだろうけど、私は飲んで喋るときは自己規定が言い訳、思考停止につながるような会話はあまりしたくないのね。
人間って複雑じゃんか、でもわかんないからって放棄するのも違うと思ってたん。
本書で知識や複雑さが人を安定させるんだな〜って判って頭がクリアになりました。
ただし、それは知識を偏重するのとは違って。
想像したり創造したり、手元にある知識で仮説を立てて検証する(地頭力ともいう)ことも忘れないこと。
知識と知識じゃないものを含めた…ひろい意味での知識とも言えるのかな。
150ページくらいの、あまり厚くない本だけど、何度も自立心を意識しました。
これからも本書も何度か読みかえしたいけど、これを頭にたたき込んだら打たれ強くなれるって思ったらアウトで、
著者はそういうことを望んではないと思う。
依存するというか、本書や書かれてる内容を崇拝しちゃうと自分を無力化しちゃうんだろうな。
つらい時に柔らかく・暖かい空間を作ってくれる人や本は心地良いベッドみたいなものだけど、
ベッドに寝続けたい誘惑にかき立てられるのが難点。
なんか人生相談に乗ったら、相手にしつこくつきまとわれたり、しんどい話をクドクドされるようになっちゃった…
って経験ない?自分が、本に対してそれをやっちゃう場合があるの。
本書は私に合うなと思ったけど、そんなわけで特に心理の本、自己啓発系の本においては本と自分の距離感が、
困った時に立ち寄れる場所とか、同窓会で再会する恩師みたいな感じがベストなんだと思う。
うん、繰り返しになるけど、読み終えて、この歳になって、読んでおいて本当によかったと思いました。
ある程度歳いってから滲みる本ってあるんだなと。
普段、年齢を訊かれて「31歳」と答えると、「まだ若い」と応える方もいらっしゃいますが、相当焦ってました。
だって最前線をいく人たちは、私と同世代、いやいくつか年下だっているし、
私がウダウダして過ごして取り戻せなくなった時間を、ものすごい努力をして力を付けてたし…
キャリア的に中堅と呼ばれる自分をターゲットにした、働き方・生き残り方への警鐘だって毎日目にするもの。
そんなヤバスな時期に「我関せず」(本当の表記は「我関せず焉」みたいだね)を使いこなす気持ちにさせてくれてありがとうです。そのあたりは63〜64ページがヒントになりました。
朝6時まで眠れず、午後イチな時間帯に目を醒まして、ブランチだ、メールの返信だのしていたら、
ネイルケアの時間が迫ってしもうた。
上京してからというもの、5月というのはお金のない時期で(そりゃ通年貧乏暇無しですが)、
ゴールデンウィークといえばここぞとばかりにバイトしたり、店番をしてたっけね。
去年は故郷に住む親友Tが遊びにきてくれたけど。
ネイルサロンの近くにPAUL(パン屋)があるから、パン買って、明日はキャベツのコンソメ煮とトマトの何かで美味しい朝ご飯を食べよう。
そして本屋に入るの、かなり危険だけど…
買いたい本メモ:
というのが今年に入ってから感じたことです。
アランの『幸福論』をはじめ、これまでオプティミズムのお世話になっており、自分自身をやっぱオプティミストじゃん?と思う瞬間もあるんだけど、「やっぱ」って何よ。
こういう本を読んで、オプティミズムと「やっぱ」って言葉が出てくるに至る、しんどさとかペシミズムにも出てきてもらって、納得したいなあと思ってます。
やっぱ縫い目のように針は布の裏側も縫っていくもんだよねって。
人生って喩えれば織物とか編み物みたいに面ができあがっていく行為そのものなんだろう。
私は、「生きる」って針と糸が布を泳ぐように縫っていくイメージなんだ。
刺繍であれ、布と布を縫い合わせるであれ。
では でかけてきます(・ω・)